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外出
介護予防運動担当の才津です。
昨日は、ご入居者様のお一人とカラオケボックスに行ってきました。
先月も行ったので、今回で2回目になります。
私が最近、カラオケをどんどんしていこうと思うようになったきっかけの方です。
カラオケを始めた頃は、お誘いしてもカラオケなんてもう20年ほどしてないからいいわ と断られていました。
他の方が歌ってるのを聴いて、少しずつ歌うようになり、曲を調べて書き出したり、もっともっと歌いたいとゆう意欲が出てきました。
その頃から移動はもちろん車椅子ですが、自走するのも出来ないので、ヘルパーを呼んでいました。
食堂で今日もカラオケするよ!と、お声かけをしていても、ヘルパーが来なかったから行けなかった‥なんて返事があるときもありました。
それがだんだん自分で食堂に降りてくるようになり、桜を見に行った時には車椅子から立ってくれました。
最近では、もう呼びにこなくても自分で降りるから大丈夫。
施設だけではなく、カラオケボックスへ行ってみたい。
いろんな曲、練習したい。
思い出したい。
たくさんの要望が出てきました。
「せっかく連れてってくれるんやから、車椅子じゃ才津さんも迷惑やろ❔
歩けるように練習しとくわ」と、
言ってくれていました。
そして、昨日
杖歩行で車椅子なしで行ってきました。
車から店内までの少しの距離ですが、ゆっくりゆっくり歩いていきました。
したい、行きたい、歌いたい
そんな気持ちが身体を動かしてくれるとゆうことを、この方を通して改めて感じることができました。
もちろん、ほかのご入居者様にもたくさんの変化が見られています。
私が関わらせて頂いている少しの時間でも気づいた変化はたくさんあります。
世間話の中から知ったこと、ご入居者様のご希望や想いなど、これからもスタッフと共有しながら楽しんでいただける時間を作っていけたらと思っています。